東京西キャンパスの立地
東京西キャンパスは富士山北域の深く豊かな山地群の真っただ中にあります。キャンパスのある上野原市は東京都、神奈川県、山梨県の都県境に位置し、南に丹沢山地、北に奥多摩の山々を始めとする関東山地、西には大菩薩連嶺や天子山地が広がっています。その中央を富士山を源流とする桂川/相模川が峡谷を刻んでおり、それはやがて相模湾へ注ぎます。
この豊かな環境は、ツキノワグマのような大型動物から、その排泄物や死体を分解する菌類、果実の表面に付着した無数の自然酵母まで、多様な生命をその懐に抱えています。この「自然」の中に入ることは、それ自体が素晴らしい経験であり、喜びです。さらに、そのような自然の中でこそ可能になる、人と動植物との交流も都市では手に入らない魅力となりえます。
上野原市近隣
東京西キャンパスがある上野原市は、山中湖を源流とする桂川(相模川)やその支流である鶴川が流れ、少し下流には相模湖があります。また冬鳥の飛来地として有名な大野貯水池も近く、豊かな生態系を持つ山々や森林にも囲まれる、自然に恵まれたエリアです。
一方でJR中央線の駅や中央道のインターチェンジがあるなど、都心からの交通の便も良いこともあって、非常に多くの学生が集い、ここをフィールドとして日々様々な活動が行われています。また、古くは甲州街道・甲州道中の宿場町として発展した、歴史的にも文化的にも面白い町としての一面もあります。
キャンパスの中のフィールド
キャンパスの中にもフィールドが沢山あります。二つのビオトープ池、二つのドッグラン、馬介在活動センター、コンパニオンアニマルセンター、バイテクセンター、農園など、教員や学生たちは自分の興味や専門に応じて、様々な活動を様々な場所で行っています。これらを繋げたり紹介したりすることも、このフィールドミュージアムOPEN AIR LABの目的のひとつなのです。