ブリコラ利用規定(2019 Dec. 3)
ブリコラはOPEN AIR LAB(以下OAL)の象徴的施設であり大きくコワーキング・カフェスペースとワークショップスペースに分かれる。これらのスペースの利用について以下に定める。
I. コワーキング・カフェスペースの利用
- 使用目的
a. OPEN AIR LABの理念である「自然との共生」に関して学内で行われる主体的活動を支援し促進するため,単独あるいは少人数での学習,打ち合わせ,休息,軽作業,議論などのために使用できる。
b. 「自然との共生」に関する以下の企画による展示空間として決められた範囲を使用できる。
(1) OAL主催企画
(2) OAL協力企画
(3) OAL登録団体企画
c. 上記 (1) ~ (3)の定義・申請・認定については別に定める。 - 展示空間
a. 主催企画の展示のためスペース全体を利用できる。
b. 協力企画,登録団体企画の展示のためスペースの一部を利用できる。 - 予約
a. 展示空間として利用する場合はOAL主催企画/協力企画/登録団体企画の申請とともに必要な展示計画書を提出し承認を受けること。
b. 展示以外の利用は自由に予約なしに行える。 - 飲食
a. 「脱プラスチックガイドライン」に沿っていれば,飲食物を持ち込める。
b. 併設されたカフェを有料で利用できる。 - その他
a. 学芸員や学芸員補佐員が環境維持と安全管理の目的で行う指示に従うこと。
b. OAL主催企画のため一時的に利用できない場合がある。
II. ワークショップスペースの利用
- 使用目的
a. OPEN AIR LABの理念である「自然との共生」に関して行われる以下の活動のために使用される。
(1) OAL主催企画
(2) OAL協力企画
(3) OAL登録団体企画
(4) OALとしての活動(各種準備,制作,修理,会議など)
(5) コワーキング・カフェペースの延長スペース
b. 上記 (1) ~ (3)の定義・申請・認定については別に定める。 - 予約
a. 上記 (1) ~ (3) の目的で使用する場合は予約が必要である。
b. 上記予約のための規則は別に定める
c. 上記(4)及び(5)による使用は上記予約が行われていない時に限られる。 - 飲食
a. 「脱プラスチックガイドライン」に沿っていれば,飲食物を持ち込める。
b. 併設されたカフェを有料で利用できる。 - その他
a. 環境維持と安全管理に関する学芸員や学芸員補佐員の指示に従うこと。
III. コワーキングカフェスペースおよびワークショップスペース使用の予約
- 主催企画での使用予約 a. 主催企画のための使用予約申請は企画自体の申請と同時に行われる(兼ねる)ものとする。
b. 予約の受理は各主催企画の認定をもって行われるものとするが,予約管理のため認定後速やかに「ブリコラ使用予約申請書(OAL主催企画用)」を学芸員に提出すること。 - 協力企画での使用予約
a. 協力企画のための使用予約申請は協力企画の認定申請と同時に行う(兼ねる)ものとする。
b. 以下のように1年を4時期に分け,各時期の開始日3ヶ月前から2ヶ月前までの1ヶ月間に「OAL協力企画申請書/ブリコラ使用予約申請書」を学芸員に提出すること
(1) 4-6月の使用を希望:その直前の2月中
(2) 7-9月の使用を希望:その直前の5月中
(3) 10‒12月の使用を希望:その直前の8月中
(4) 1‒3月の使用を希望:その直前の11月中
c. 予約の受理は各協力企画の認定をもって行われる。 - 登録団体企画での使用予約
a. 下記の通り各時期開始日の1ヶ月前から使用の1週間前までの間に「ブリコラ使用予約申請書(OAL登録団体用)」を提出すること。
(1) 4-6月の使用を希望:その直前の3月から使用の1週間前まで
(2) 7-9月の使用を希望:その直前の6月から使用の1週間前まで
(3) 10‒12月の使用を希望:その直前の9月から使用の1週間前まで
(4) 1‒3月の使用を希望:その直前の12月から使用の1週間前まで
b. 申請書は学芸員または学芸員補佐員に提出すること。
c. 予約の受理は各協力企画の認定をもって行われる。 - 予約の調整
a. 予約希望が重なった場合,原則として,主催企画,協力企画,登録団体企画,の順で優先的にワークショップスペースを使用できるものとする。
b. 上記原則に照らして主催者間で話し合い,日程や場所の変更などの調整を行うこと。
c. 特別な理由がある場合,館長の判断により上記申請期間以外での申請を受け入れる場合がある。
d. cの場合,館長は受け入れとその理由をOAL会議に報告し説明すること。 - 登録団体による当日利用
a. 当日の予約が入っていない場合,OALとしての活動あるいは登録団体の活動のためにワークショップスペースを使用できることがある。
b. 上記の使用可否は学芸員もしくは学芸員補佐が行う。 - 利用者責任
a. 準備と撤収は予約時間内に主催者が行うこと。
b. 使用後に空間及び備品などを可能な範囲で元の状態に戻すこと。
c. 当該企画あるいは活動参加中の参加者の安全を確保すること。
IV. OAL主催企画
- 定義
a. OALが「自然との共生」の理念にもとづき自ら企画し運営する企画である。
b. OAL特別展示,OALシンポジウム,OAL研究会,OALワークショップ,OALオープンキャンパス展示,学芸員実習(学内)などが含まれる。
c. 他団体と共催で行うこともある。
d. OAL教育プロジェクト,OAL研究プロジェクトについては別途定める。 - 申請
a. OAL会議メンバーを通じてOAL会議に直接提案すること。
b. 原則として当該企画実施予定日の3ヶ月前までに提案を行うこと。
c. 企画に展示が含まれている場合は別に展示計画書を提出すること。
d. 主催企画が認定された場合,速やかにワークショップスペース使用予約を行うこと。 - 認定
a. OAL会議の審議を経て館長が行う。
b. 以下のものは学長の承認を受ける。
(1) 一般に広く公開されるもの
(2) 学外講師を招いて行い,講師謝礼の支払いが必要なもの
(3) 特別な予算措置が必要なもの
(4) 学外団体と共催で行うもの
V. OAL協力企画
- 定義
a. 学内の部局や諸団体が主催する企画で,OALの理念と特によく合致する目的や内容を持つもの。
b. 本学正課のうち「自然との共生」を主要な教育目標にしており,かつ,既存の実習室や教室ではなくブリコラで行うことが適切あるいは望ましいもの。 - 申請
a. 協力企画の申請は,そのためのワークショップスペース使用予約申請を兼ねるものとする。
b. 決められた期間に「OAL協力企画申請書/ブリコラ使用予約申請書」を学芸員に提出すること。
c. 企画に展示が含まれている場合は別に展示計画書を提出すること。 - 認定
a. OAL会議の審議を経て館長が行う。
b. ただし,以下のものは事前に学長の承認を受ける。
(1) 一般に広く公開されるもの
(2) 学外講師を招いて行い,講師謝礼の支払いが必要なもの
(3) 特別な予算措置が必要なもの
VI. OAL登録団体および登録団体企画
- 定義
a. OALの理念をよく理解し,理念に沿う活動を行っている団体で,本学の学生もしくは教職員が代表を務める団体およびその団体が主催する企画
b. 登録団体メンバーに学外の者が含まれることを妨げない。
c. 登録団体メンバーが代表者1名のみである団体も認められる。 - 登録団体の申請
a. 新規登録認定のためには,前年度の2月中に申請を行うこと。
b. 更新申請は年度毎に行い,前年度の2月中に申請を行うこと。
c. 申請のため「OAL登録団体認定/更新申請書」を学芸員に提出すること。 - 登録団体企画の申請
a. 「ブリコラ使用予約申請書」を提出すること。
b. 企画に展示が含まれている場合は別に展示計画書を提出すること。 - 認定
a. 申請に基づきOAL会議の審議を得て館長が認定する。